日本史のおすすめ問題集3選|問題形式で知識確認できる3冊

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問題演習を通して日本史の基礎知識が確認できるアウトプット系問題集3冊をご紹介

日本史の問題集は、一通りの知識を覚えた人が、実際の問題で知識が使えるかどうかを試すタイプのアウトプット系教材となっています。『はじめる日本史』『実力をつける日本史100題』『日本史B標準問題精講』の3冊です。

どの教材も問題を解くことを通じて日本史の知識が整理できますが、扱われている問題のレベルが異なります。センターレベルの基礎的なところが抑えられる問題集から、早慶や国公立難関大学に対応できる問題集までレベル別にご紹介しますので、自分が求める難易度に合わせて最適な問題集を選択してください。

なお、今回ご紹介する問題集はすべて、基本知識が暗記できていることが前提となっています。

日本史の勉強を始めたばかりの人や、全く日本史の勉強をしたことがない人は、先にインプット系の教材を一通り仕上げてから、今回の3冊に進むようにしましょう。

基礎用語を覚えた後の1冊としておすすめのやさしい問題集『はじめる日本史』

最初にご紹介する『はじめる日本史』は、今回の3冊の中で最も簡単なアウトプット系教材です。

扱われている問題はすべて基礎的な内容なので、基礎用語を一通り覚えた後にきちんと覚えているかのチェックとして使いましょう。日本史の入試問題を解くために最低限押さえておきたい知識が抑えられているので、他のアウトプット系の問題集や過去問を使った演習に入る前の1冊としておすすめです。

なお、『はじめる日本史』は教材の最初にまとめのページがあって、覚えておくべき知識が確認しやすくなっています。さらに、掲載されている問題に対する解説も詳しく分かりやすいのが特長です。

日本史のインプット系の教材として人気の高い『スピードマスター日本史問題集』などを仕上げた後に、身につけた知識を実際の問題でも使えるかどうかを試すことができます。

インプット系の教材では空欄補充形式のものが多いため、何回も繰り返し解いているうちに答えを覚えてしまうことがほとんどです。知識が頭に入るという点では問題ないのですが、インプット系の教材でしか勉強していなかった場合、出題形式が変わると解けなくなってしまうということが起こり得ます。

アウトプット系の教材で問題演習をして、出題形式や順番を問わず必要な知識が思い出せる状態を作っておくようにしましょう。

MARCHや早慶、国公立大学レベルで記述問題にも対応できる『実力をつける日本史 100題』

次にご紹介するアウトプット教材『実力をつける日本史100題』は、1冊目の『はじめる日本史』よりも難易度が高い問題集です。

扱われている問題が難しいことに加えて、記述・論述形式の問題も載っているのが特長となっています。また、難しい問題でもしっかりと理解ができるよう、解説も詳しいです。

MARCHや関関同立、早慶、国公立大学の入試レベルの問題集となっていますので、日本史の用語など基礎知識が仕上がった人にお勧めの教材となっています。

なお、『実力をつける日本史100題』はそれぞれの問題に対して付いている解説が非常に詳しいため、勉強方法としては解説の事項もしっかり暗記するのがおすすめです。

解説を読んで何となく理解するだけで終わらせるよりも、解説で書かれている事項を改めてノートにまとめて重要部分を暗記するといった勉強法をおすすめします。

難関大学の入試でも通用する日本史の力を身につけたい方は、ぜひ『実力をつける日本史100題』を解説部分まで読み込んでください。

教科書に載っていない細部まで極めたい人におすすめ『日本史 標準問題精講』

最後にご紹介する日本史のアウトプット系教材『日本史B標準問題精講』は、今回の3冊の中で最も難易度が高い問題集です。

教科書に載っていないような難易度の高い語句をしっかり暗記できているかをチェックできます。ただし、解説の詳しさや分量、そして問題のレイアウトの見やすさといった点で比較すると、2冊目にご紹介した『実力をつける日本史100題』の方が学習しやすいです。

1冊目、2冊目の教材の内容を全てマスターしたあと、さらに余力があって日本史の得点力を極めたい人には『日本史B標準問題精講』をおすすめします。

なお、アウトプット系の教材を一通り終わらせた後は、実際の入試問題の過去問に移っていきましょう。大学によって日本史の問題の出題形式やよく出題される分野に偏りがあります。

自分の志望する大学の過去問を繰り返し解いて、出題形式に慣れておくことが有効です。

まとめ

日本史の知識をアウトプット形式で確認できる問題集を3冊ご紹介しました。基礎用語の確認をしっかり行いたい人には『はじめる日本史』がおすすめです。

MARCHレベル以上の大学を目指す人には『実力をつける日本史100題』をおすすめします。そして、さらに難易度の高い問題や細かい用語をマスターしたい人には『日本史B標準問題精講』がおすすめです。

日本史は基礎知識を暗記するだけでなく、覚えた知識を使って実際に問題を解いていく学習が大切になります。今回ご紹介したアウトプット系の問題集を使って、身につけた知識を整理するようにしてください。

また、アウトプット系の教材を一通り解き終わった後は、志望する大学の入試の過去問演習を繰り返して出題形式に慣れておくようにしましょう。ぜひ、今回ご紹介した実戦形式の問題集を使って、日本史の得点力をアップしてください。

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